あわよくば
人生すべて運まかせ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--:-- | |
2005-08-05 Fri.
■長時間テレビみる乳幼児に言葉の遅れ(nikkeibp)
「こどもの生活環境改善委員会」が実施した調査の結果、(1)長時間視聴は1歳6カ月時点の意味のある言葉(有意語)の出現の遅れと関係がある、(2)特に日常やテレビ視聴時に親子の会話が少ない家庭の長時間視聴児で、有意語出現が遅れる率が高い、(3)このようなテレビの影響にほとんどの親が気づいていない――などが明らかになったためだ。

最近は『ゲーム脳』とかいろいろ都合のいい言葉が出てきて、青少年の犯罪などで医学的にきっちりした理由がないときは何でもかんでも『ゲーム脳』でまとめられたりしていますが、それと同じように赤ん坊の言語発達の遅れをテレビのせいにしようとしているように感じられる記事ですね。特に最近は面白ければそれでいい、という低俗な番組が増えているとの批判もあることですし。

実際に一番重要なのは(2)の親子間の会話であって、テレビ視聴の長さはそれほど重要なファクターではないような気がします。むしろ、テレビ視聴が長くて問題なのはテレビを見ることに夢中になって親子間の会話をおろそかにしている親の方にあると思われます。赤ん坊はテレビを見ていろいろ言葉を発しているはずですが、親のほうがテレビを見ることに夢中になってそれにきちんと答えて上げられていないからでしょう。

テレビのように様々な語彙を赤ん坊に聞かせることは言語発達において重要だと思いますが、会話はキャッチボールだとよく言われるように、聞くだけではなくて言葉を発してそれに対する反応をまたもらう、ということがもっとも重要だと思います。それなのにその重要な時期に親が赤ん坊の投げた球を投げ返すどころか、受け取ってあげることもしなければ言語発達が遅れることは目に見えていますね。

提言として『テレビを長時間見せない』などが上げられていますが、これはむしろ赤ん坊のための提言というより、親のための提言と言ってもいいのではないでしょうか?テレビを見るばかりでなく赤ん坊とのスキンシップをするように、という提言だと思います。それにむしろテレビを見ながら会話をすることで言語発達を早めることが出来るかも知れません。

テレビを害悪だとみなしてまとめるのではなくて、テレビの視聴をうまく利用した親子間の会話の仕方などの提言もあっていいのではないかと思います。そうすることで普段の親子間の会話とはまた違った『言葉のキャッチボール』を赤ん坊とすることで、言語発達が早まることがあるかも知れないですよね。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。